マウスコンピューターは買いなのか

CMでもお馴染みのマウスコンピューターといえば、ゲーミングPC『G-tune』シリーズクリエイター向けPC『DAIV』シリーズが有名だが、果たしてその性能は?評価は?

安心の日本製

マウスコンピューターは公式サイトにも日本製であること、また24時間365日電話サポートなど購入者のアフターケアを惜しまない所が評価されている。

ただ、日本製造といっても元々のパーツは海外製、例えばノートPCはCLEVOという中国製である。
https://www.clevo.com.tw/index-en.asp

Clevo製のノートPCはマウスだけではなく、ドスパラやその他オリジナルブランドPCのOEM生産を行っている。

マウスコンピュータ、Gtune、DAIVの違いは?

一般用マウスコンピュータ、Gtune、DAIVはそれぞれゲーム用やクリエイティブ用など位置づけは違うが、スペックを見てみると、実はそんなに棲み分けはなさそう。

一部クリエイティブ用にグラフィックドライバがQuadoro搭載の物もあるが、他のほとんどはロゴとデザインが違うくらいで、同スペックものなら一般用マウス、Gtune、DAIVを購入しても性能には差がないように思える。

壊れすぎなマウスコンピューター製

私はマウスコンピューターのノートを今まで2回購入して、使用してきた。
実際購入して使用した印象としては、まず価格が他のブランドと比べると安い。

同じスペックで他のブランドと比べると大体30%くらいは安くなっている印象。

ただ、デメリットもある。

実際1回目に購入したGtuneのノートは液晶の不具合で画面が全く映らなくなった。
初期不良として対応してもらったが、3年くらい使用したところ、画面と本体の開閉部分のヒンジが割れてしまった。
開閉の際に気を付ければ、そのまま使用は可能だが、正直耐久力としてはいかがなものか。

続いて2代目のマウス制ノート。こちらもGtuneでノートパソコンなのに、デスクトップのCPUを使用しているという、ちょっと変わったタイプのノートPC。

こちらのノートPCは使用して2年で電源が入らなくなり、サポートセンターに電話→修理でマザーボード交換に。無料修理期間が過ぎていたために、修理費用が5万円ほどかかった。

またそれから2年ほど経ち、電源が入らなくなり、またもやサポートセンターに電話→修理のコース。
今回もマザーボードの不具合とのことで、修理プランが2つから選べた。

1つ目のプランは、修理の際、見積もりを出し、修理するかどうか電話で確認するというもの。
2つ目のプランは、見積もり連絡は一切せず、そのまま修理コース。見積もりを出す手間が省ける分こちらの方が安く済むという。

もうどうせ修理するなら2つ目のプランで安く済まそうと、そちらのプランで修理。
修理に出してから約4日ほどで返ってきて無事電源も入りました。

使ってみた印象

日本製を謳っているが、ここまで品質が悪いとなると、正直あんまり意味ないなと思う。
廃熱構造もあまり良くないのか、重いソフトを起動するとファンがブンブン回ってとても煩い。

アフターサポートが充実している点は評価できるが、パソコン自体の品質はやはり、安いだけあってメーカー品のPCとは比べ物にならないかもしれない。

というより、Clevo製のパソコンは今後買わないように気を付けようと思う。

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