古いPCでM.2をブートさせてみた.1

古いPCでM.2をブートさせる事は可能か

M.2はPCIe接続ができる高速アクセス可能なストレージ。
SATA接続のSDDに比べて約6倍ほど早い通信が可能。

結論からいうと、M.2を古いPCでブートさせる事は可能。
実際に私が、2017年製のマウスコンピューターGtuneで実験してみました。

今回使用したM.2はSanDisk製。
速度は読み込みが最大3400/sを謳っている。

M.2の端子にはPCI-ExpressとSATA3.0、USB3.0などの端子が含まれているため、通信機能やストレージなど様々な機能を追加する事ができます。
その反面、同じM.2カードでありながら、スロット側の規格と接続するデバイスの規格を一致させないと動作しないという若干、難易度の高い規格でもあります。

種類が違うとインターフェースも違うため、間違ったものを買うと挿すことができない、という悲劇に見舞われます。

ストレージとしてのM.2

■SATAタイプ

SATA3.0接続のSSDとなり、転送速度の理論値はSATA6Gbpsで約600MB/sとなります。

■NVMeタイプ

PCI-Express接続を用いており、SSD側に搭載されているNVMeコントローラによって高速なデータ転送が可能なSSDです。
転送速度は世代(Gen)とレーン数により異なるのですが、安価な1500MB/sぐらいの物から約4500MB/sを超えるような高速デバイスもあります。

■AHCIタイプ

PCI-Express接続で、PC側のAHCIホストコントローラを介して動作するSSDになります。
上記2種に比べると若干数が少なく見ることは少ないですが、互換性の無い別規格ですのでご注意ください。

M.2の端子形状

実際に古いPCに接続してみた

使用したPCは2015年製マウスコンピューターGtuneのノートPC。
CPUはintel代4世代、マザボのチップセットはZ97。

幸いにもPCIEeレーンが有ったので、そのまま接続。

古いBIOSでは認識せず

BIOSから認識しようとした所、BIOS側でM.2を認識せず( ゚д゚)
色々調べたら、古いPCでは、そのまま接続しただけでは認識しないとのこと・・・。

認識させるためにあることをしないとダメなものよう。

続きは次回で。

おすすめの記事